ラブアンドビート
GSや60'sガレージの話題を中心に日々の出来事を書き綴っていきます。
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やっとこさ購入しました、ローザ三宅「ブラジルの妖精」。
日系ブラジル人三世の彼女は解説の安田謙一さん曰く祖父母が岡山出身という事でなるほど三宅って姓多いもんなと思ったり。
そんな彼女が昭和43年に日本に渡って録音したのがこのアルバム。
収録曲は大半は当時流行の歌謡曲のカバーであるのだが、1曲目を飾るのが日本では無名だがブラジルでは国民的歌手であるロベルト・カルロスのカバー曲。邦題は「お友だちの恋人」なのですが、これがまた正にひとりGSとしか言えないアレンジになっております。YouTubeにロベルト・カルロスのライブ映像が有りましたのでリンク貼っておきますが原曲も実に哀愁漂う日本人好みのサウダージなロックですね。この曲は西郷輝彦もカバーしてます!こっちは割と大袈裟な感じかな。
Roberto Carlos - Namoradinha de un amigo meu(1965)
http://jp.youtube.com/watch?v=xH-6OT9eMO8
ほいでもって、9曲目の「浦島太郎」も凄い。「お友だちの恋人」同様にひとりGSチックなアレンジで最高なのですが、歌詞がまた!
助けた亀に連れられて行った先はブラジル、あまりの住み心地の良さに定住したものの日本が恋しくなりお礼に貰った玉手箱の中身は・・・!?日本への往復航空券☆
という内容で今日本に出稼ぎ等で在住している日系ブラジル人に是非とも聴かせたい曲でありますな。
実はVARIGという飛行機会社のCM曲でありました。
Version 1
http://jp.youtube.com/watch?v=VpSZuiuI490
Version 2
http://jp.youtube.com/watch?v=8LwWS9pGvEo
このアルバムは全編ブラジル在住50年超で昭和45年美空ひばりブラジル公演に於いても尽力を注いだ日本に於けるブラジル音楽の巨匠坂尾英矩氏が編曲しているとの事。が、ボサノバ色もサンバ色も皆無なのでその辺が好きな人は期待しない様に。おっと、忘れちゃいけない「浦島太郎」の作詞も坂尾氏ですよ。それにしても日本語が流暢で日系とは思えませんね~、セルジオ越後は二世だけど未だに片言チック。
おっと、「お友だちの恋人」と「浦島太郎」はこっそりプレイヤーで聴ける様にしてますよ。
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