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ラブアンドビート

GSや60'sガレージの話題を中心に日々の出来事を書き綴っていきます。

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2005
09 /
03

濡れた逢びき

mixiのコメントで書いたついでに見返してみました、昭和42年10月26日公開の松竹映画「濡れた逢びき」。タイトルだけ観ればB級ピンク映画かと思われるがそういう訳じゃありません。監督は「進め!ジャガーズ敵前上陸」も監督した事で有名な喜劇映画監督の前田陽一。
この映画、主演が当時スパイダースのドラムにしてスパイダクション社長であった田辺昭知、そして小悪魔という言葉が一番良く似合っていた加賀まり子。内容は郵便局の臨時職員である中口守吉(田辺)と瀬本かね子(加賀)との叶わぬ恋の物語であるのだが陰鬱な内容ではなく俳優が本業ではない田辺の独特な演技が実にいい味を出している。基本的に舞台は人里離れた山村であり、都会の恋愛物語とはまた違う因習に縛られた感もある恋愛模様である。さて、田辺が郵便配達車として乗り回してるのがラビット301!こうして見ると昔の農村風景とラビットは実に相性が良い。ラビットマニアも必見なのですがもう一つ見逃せないのがテンプターズの演奏シーン。彼らが「忘れ得ぬ君」でデビューしたのが昭和42年10月25日、僅か一日違いという事を考えるとスパイダクションの目玉として売り出し作戦の一つがこの映画出演だったのかも知れない。さて、演奏曲目はというと「星影の波止場」でも演奏されていた「テル・ミー・モア」のアップテンポバージョン。「テル・ミー・モア」は2ndLPではサイケ風味でスローな曲だが初期は「この胸に抱きしめて」の半完成版といった具合でガレージ感たっぷり。そして、まだデビュー前で全国的な人気GSとなる前の若々しいテンプターズの演奏シーンは必見!演奏シーンは出てこないがデビュー曲「忘れ得ぬ君」のレコードとは違うバージョンも流れるから油断ならない!前田陽一監督映画はこの後「進め!ジャガーズ敵前上陸」をはじめ、「七つの顔の女」ではリンガース「恋はふりむかない」の演奏シーンが見れたりとGSマニアにはあなどれません。

P.S
以前のmixi日記にもアクセス出来る様にしましたのでmixi経由の方はプロフィールのページよりご覧下さい。

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